iPhoneの使い方教室

iPhoneを使ってみたいというかた、iPhoneを持っているけど使い方がわからないというかた、そんなあなたの為にiPhone使い方をイチから学べるiPhone教室。iPhoneは説明書ついていないけど大丈夫!初心者でも機械が苦手でも動画と文章と写真で丁寧に学べます。埼玉県鴻巣市にて月に数回スマホ教室も開講中!YouTubeのiPhone教室も見てね。

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【知識】最近話題の格安スマホって何?


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みなさんこんにちは!

iPhone教室の安藤です!

 

本日はiPhone教室からちょっと離れて、格安スマホについてです。

ここ1~2年の間で格安スマホという言葉はネットやニュースなどでもよく耳にする様になりましたが、よくわからないという人も多いんじゃないでしょうか?

今日もiPhoneじゃない方もいっしょに勉強しましょう!

 

動画で見たい場合はこちらからどうぞ

格安スマホについて iPhone教室 5時間目 - YouTube

 

格安スマホって何だろう?

ここ最近ニュースやCM、ネットなんかで「格安スマホ」という言葉を聞いたりすることが多くなってきましたが、まずは格安スマホって何でしょう?

 

格安スマホとは安くスマホを使えるケータイ会社の総称で、MVNO格安SIMなんて言い方をする場合もあります。

一般的に大手携帯会社のドコモやau、ソフトバンクではスマホの料金は毎月7,000円以上かかります。

しかし、格安スマホなら月3,000円程でスマホが使うことができます。

 

格安スマホと大手携帯会社の大きな違いは自分たちで電波を持っているかどうかです。

ドコモ、au、ソフトバンクはそれぞれ自分たちの電波を持っていて、電波を契約者に使わせてあげることによってみんながスマホでインターネットをしたり、電話をかけたりできます。

当たり前ですが、ドコモの利用者はauソフトバンクの電波を使うことはできません。

 

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それに対して格安スマホの会社は自分たちの電波を持っていません。

ではどうやって利用者はスマホでインターネットなどに接続するかと言うとドコモやauソフトバンクから電波を借りて利用者に提供しています。

会社によってドコモの電波を借りているのか、auの電波を借りているのか、ソフトバンクの電波を借りているかはちがいます。

今のところ格安スマホのほとんどの会社がドコモから電波を借りていて、auやソフトバンクから電波を借りている格安スマホは数社程度です。

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格安スマホは借りてるだけなのでみなさんに安くスマホを使ってもらうことができます。

ただし、弱点もあります。

格安スマホの弱点は大きく4つあって

 

①通信速度

②最新機種がない

③窓口がない

④電話かけ放題がない

 

ではこれらの弱点についてひとつずつ見ていきましょう。

 

①通信速度

格安スマホはドコモなどから電波を借りてみなさんにスマホが使えるようにしてくれているのですが、ドコモの電波をまるごと借りているわけではありません。

ドコモの電波の一部を借りて提供しています。

一部と言っても、電話のつながりが悪くなったりすることはほとんどありませんが、場所や時間帯によってインターネットの通信速度が遅くなる場合があります。

下の図を例に説明していきましょう。

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ドコモの利用者が赤い車、格安スマホの利用者が青い車です。

ドコモの電波を道路に例えると、仮に5車線あった場合、格安スマホは2車線しか借りていません。

赤い車はドコモ利用者なので、上の二つの車線が混み合っている場合でも他の車線を利用することができるのでスイスイ進みます。

つまりインターネットを使っているときもサクサク進みます。

 

それに対して、格安スマホを使っている人の場合車線が上の2車線しかないため、混み合ってしまうと渋滞が起こりノロノロと進まなくてはいけません。

つまりインターネットを使っているときでいうと通信速度が遅く、読み込みが遅いという事です。

 

1日中遅いという事はあんまりありませんが、インターネットを利用する人が多い時間帯や場所によっては混雑が起こり、通信速度が遅くなる場合があります。

特に人が多い都心部や、利用者が増える時間帯のお昼頃や夜9時ごろには通信が混み合って遅くなる可能性が高くなります。

 

すべての格安スマホが遅くなるわけではありませんが、格安スマホの会社ごとにドコモからどのぐらい電波を借りているかどうかが異なるため遅くなるかならないか、どのぐらい遅くなるかは格安スマホの会社によって異なります。

電話に関しては時間帯によってつながりが悪くなることはまずないため心配ありません。

 

つまり、頻繁に動画を見る方などはあまり格安スマホに向いていないと言えます。

 

 

②最新機種がない

格安スマホではiPhoneXPERIA(エクスペリア)などの最新機種の取り扱いがありません。

これは格安スマホの会社から発売されていないのでどうすることもできませんが、最新のiPhoneを買う方法がふたつあります。

 

まずはSIMフリースマホを買う。

SIMフリースマホとはどこのケータイ会社の電波でも使うことができるスマートフォンのことです。

最近ではSIMフリースマホは家電量販店やネットショッピングでも販売しています。

たとえばiPhoneの場合、AppleストアなどでSIMフリーiPhoneが販売されているのでそれを買ってから格安スマホにすれば格安スマホで最新のiPhoneを使うことができます。

XPERIAやgalaxyなどSIMフリースマホが通常だと販売されていない場合もあるので気を付けましょう。

SIMフリースマートフォンであれば、海外に行った時に海外のケータイ会社と契約してもスマホを使うことが可能です。

 

2つ目が、ドコモやauソフトバンクスマホを買った後で格安スマホにする方法です。

格安スマホの会社がドコモから電波を借りてる場合、ドコモから発売されているスマートフォンならその格安スマホの会社で使うことができます。

 

どうしても最新のスマートフォンを使いたいという場合はちょっとハードルが高めなので、格安スマホで使うのは少し難しいかもしれません。

 

 

③窓口がない

大手携帯会社であれば○○ショップというお店が家の近くにひとつぐらいはあるんじゃないでしょうか?

現在ドコモショップは全国に約2400店舗。

auショップは全国に約2500店舗。

ソフトバンクショップは約2700店舗ほどあるそうです。

それに対して格安スマホの窓口は首都圏など一部の場所にしかお店がありません。

また窓口があったとしても店舗では修理の受付やプランの変更ができない場合もあります。

 

使い方を聞きたい、プランを変更したい、機種を替えたい、困ったことがあるなど何かあった時にすぐに対応できるのはやはり大手携帯会社のいいところだと言えます。

自宅や職場の近くに格安スマホの店舗がある場合はいいですが、ない場合だとちょっと大変なので何か困ったことがあった場合、自分で電話をしたりインターネットで申し込めないと大変ですね。

 

 

④電話かけ放題がない

現在ドコモ、auソフトバンクには電話のかけ放題プランがあります。

日本国内であれば固定電話でも相手がどこの携帯会社を使っていても定額で電話をかけることができます。

それに対して格安スマホは完全にかけ放題と言うのはありません。

アプリを使って無料にしたり、一回の通話で何分まで無料と言う制限があります。

 

せっかく格安スマホにして毎月の料金が3000円になったとしても通話料金が月4000円もかかっていたら合計7000円になってしまうので格安スマホにした意味がありません。

通話料金は大体1分で40円なので1時間電話をかけると2,400円ほどです。

つまり2時間ぐらい電話をかける可能性がある人は格安スマホにはあんまり向いてない可能性がありますね。

 

 

つまり格安スマホに向いているのは、

①通信速度はあんまり気にしない

②機種にこだわりがない

③自分で調べて解決できる

④通話はあまりしない

という人だと言えます。

 

 

格安スマホってどんなのがあるの?

現在、格安スマホは500社以上あるそうです。

有名なところであげるとインターネットショッピングの楽天市場がやってる「楽天モバイル」、

イオンモールの「イオンモバイル」

スマホアプリでおなじみの「LINEモバイル

UQモバイル、DMMモバイル、OCNモバイルone、mineoなどなど本当にいろんな会社があります。

 

それぞれプランや金額はちがっていますが、基本料金だけなら1,500円から3,000円ほどで使えます。

スマートフォン本体も1万円から5万円ほどとドコモなどに比べると安いものが多いです。

安いからと言って出来ない事があるわけではなく同じスマートフォンなのでネット検索をしたりアプリを使ったりと同じことができますが、個人的には通常価格で2万円以上のスマホを買っておいた方が安心だと思います。

 

格安スマホではappleソニーと言った有名なスマホメーカーのスマートフォンはほとんどなく、ASUS(エイスース)やHUAWEI(ファーウェイ)、LGと言った中国や韓国のメーカーが多いのが特徴です。

国産のメーカーだと富士通やシャープが出しています。

 

 

格安スマホの注意点

スマホが安く使える格安スマホですが、2つ注意点があります。

①支払い方法

②メールアドレス

 

ほとんどの格安スマホでは毎月の料金の支払い方法はクレジットカード払いのみになっています。

一部、OCNや楽天モバイルなど口座引き落としが可能な会社もありますが窓口払いはありません。

 

そして格安スマホにすると、電話番号は今の番号をそのまま使うことができますがドコモを使っている人なら「~@docomo.ne.jp」、auを使っている人なら「~@ezeb.ne.jp」、ソフトバンクなら「~@i.softbank.jp、~@softbank.ne.jp」といったケータイ会社のメールアドレスは使えなくなってしまいます。

 

 

おすすめの格安スマホ

いろんな格安スマホの中でもお勧めしたいのがワイモバイルです。

ソフトバンクと同じ会社で、自分の電波を持っているので正式には格安スマホではありませんが、毎月3,000円ぐらいでスマホを使うことができます。

 

取り扱っているスマホの種類はあまり多くはありませんが、ショップも全国に約1000店舗と格安スマホに比べると圧倒的に多いので申込みや困ったことがあった場合にはすぐにお店にいくこともできます。

通信速度が遅くなることもないし、クレジットカード払い以外にも口座引き落としにも対応しています。

ちょっと古い機種ですがiPhone5sの取り扱いもあります。

さらに電話かけ放題のプランもあるので、たくさん電話をするけどスマホの料金を安くしたいという人にピッタリです。

 

 

本日の内容は以上です。

格安スマホなら毎月の料金を半額以下で使うことができます。

しかしその反面、弱点もあるのでそれぞれのメリット・デメリットをしっかりと分かったうえで自分にピッタリなものを選びましょう。

 

 

YouTubeでは動画で見れるでこちらも併せてご覧ください。

格安スマホについて iPhone教室 5時間目 - YouTube